遊びと仕事の一石二鳥 ― スマート化で“脳の余裕”をつくる暮らし

◆ ブラックフライデーの“遊び買い”から始まった小さな実験

先日のブラックフライデーで、気になっていたスマートボットやスマートプラグ、赤外線リモコンハブなどをいくつか試しに購入しました。

最初は「お休みの日に遊んでみよう」という軽い気持ち。けれど、触っていくうちにまるでパズルを組むような楽しさがあり、

“これ、もしかして仕事にも良い効果があるかも…”と気づく瞬間がありました。

◆ 気がつけば、家の中はスイッチとリモコンの世界

リビング、寝室、デスクまわり…。
よく見ると私たちの生活は、リモコンや壁スイッチのボタン操作だらけです。照明、エアコン、加湿器、テレビ、扇風機、湯沸器、家電たち。それも各部屋に・・・

 

1つひとつは小さな動作ですが、
その度に機器やメーカー毎で違う操作ボタンに

「どのボタン?」「どの設定?」と
ほんのわずかでも頭を使っています。

 

 

日々のルーティンとして「押す」「切り替える」「タイマー設定する?」、「ON/OFF」もあれば「入/切で別々」、「全自動もあれば個別もある」多種多様のボタンと操作。こうした作業を、私たちは朝起きて仕事始めまで2時間程度をみても何十回と繰り返しています。

 

 

この積み重ねが、知らず知らずのうちに、
脳の“判断疲れ” につながっていたのだと気づきました。

◆ スマート化は“効率化”だけじゃない。脳の休息にもなる

スマート化を進めるうちに感じたのは、
これは単に「便利になる」という話ではなく、

脳の負担を減らし、思考の質を上げる整え方
だということでした。

たとえばスマートボタン1つで、

  • 出勤モード

  • 仕事終了モード

  • リラックスモード

が自動で切り替わるように設定できます。

オフィスでは、
「ライトON → エアコンON → 加湿器ON → 足元暖房ON」
と一気に準備完了。

リモコンを持ち替える必要もなく、
まるで未来の映画のようで、ちょっと嬉しくなるぐらいです。

判断も手間もゼロ。
気分はスッキリ、頭も軽い。

 

 

“遊びながら工夫しているだけなのに、仕事の集中力も上がっている”
そんな実感がありました。

◆ 家事にも思わぬ効果が。冬の部屋干しも自動で快適に

冬の部屋干しは乾きにくい…。
そう思っていたのですが、
エアコン+サーキュレーターをスマート化してみると驚きました。

深夜の電気代が安い時間帯に自動でONになり、
朝にはしっかり乾燥。しかも省エネ。

 

 

「考えなくても、勝手にやってくれる」
この安心感が、また脳の休息につながっています。

◆ スマートオフィス化、まずは第一弾が完成!

オフィスエリアは、
入室すると自動でライトがつき、
空調や加湿器も自動で準備完了。

ボタン1つで全部が整い、
とにかく“楽チン”。

 

あと、指でボタン押しのスイッチボットくん。動作がかわいくて、ちょっぴり癒される。動画で見せたいぐらい

 

本当に驚いたのは、
頭をほとんど使っていないのに段取りが全部終わっている
という感覚でした。

 

これが積み重なると、
仕事の思考に使えるエネルギーが自然と増えていきます。

◆ 遊びながら整えると、仕事も暮らしも軽くなる

今回あらためて感じたのは、

遊び心で始めたことが、結果的に仕事の質を上げることにつながる
ということ。

真面目に効率化だけを追うとしんどいですが、
遊ぶように仕組みを組み立てると、発想も柔らかくなり、
意外な気づきや改善がどんどん生まれます。

 

これから、少しずつ部屋ごとにスマート化を進めながら、
心と脳の“余裕度”がどう変化するか、楽しみながら検証していこうと思います。

トゥモローブレイン株式会社

 

代表取締役 北川 幸一