好き嫌いはデコルテ(胸)を向ける一手間次第

こんにちはトゥモローブレイン(株)の北川です。

新年度スタート! 新たな出会いが増えますね。

今月のブログ表題は「好き嫌いはデコルテ(胸)を向ける一手間で決まる」です。

 接客業においてよく「人は好きか嫌いかを最初の6秒で決めるや第一印象で9割決まる!」と言われます。これは事実であり私も接客指導でこだわる点であります。

 これは一般の人間関係でも同様ですね。

 

先日ホテルの受付後、荷物を運んでくれたホテルマンが荷物を運びながら周囲の設備や景観を紹介してくれる姿に一生懸命さは感じるのですが、その約10分の間は一度も私を見ない。

「彼は誰に向かって説明しているの?」と残念に思うのと「価格が高いのにこの宿はどんな方針・教育を・・・」と悪い印象で宿泊がスタートしてしまいました。

 

最初が悪い印象だと、その後の部屋の造りや準備品など色々なコトがネガティブに反応しますね。夕食の接客担当者は?と期待薄でしたが、その際の別の若者は逆に最初の挨拶から、しっかり私へデコルテを向けて礼をし非常に丁寧な所作や言葉使いで大変気持ち良い接客応対をしてくれました。更に朝食バイキングの会場でも多忙な様子なのに始めと終わりに挨拶に来てくれました。その彼に大変好感を持ち「この宿で良かった」「また来たい」と思い直すことが出来ました。

 

 その後、新幹線でコーヒーを持ってきてくれた若者男性のパーサーの挨拶が「素晴らしい!」感動ものでした。

ついこちらも心からお礼を言わせてもらい、私はその後の帰路は気持ち良い時間を過せました。また、「彼の姿勢を見て、感動された優良な経営者は彼を引き抜きするだろうな」(私も)と感じました。もしかするとかなりの確率でそれが起きる予感、「彼の人生は一度の挨拶が彼の人生を変える場合があるかも」と感じた出来事です。

 

 その他の実例では、私がGo指名するタクシー会社の運転手は全員「一度後部座席のお客へ胸を向けて丁寧に挨拶と自己紹介」され運転も応対も丁寧で気持ち良いです。迎え料金を払っても乗っています。」しかしながら、先日待機車がなく別の会社のタクシーに乗車したら、ドライバーの最初の挨拶は「前を向いたまま挨拶」で対応もそっけない印象でした。また指名したくなる会社か否かの分岐点ですね。

 

心と笑顔は勿論ですが、「相手にデコルテを向けて挨拶をする」その面倒な一手間が重要な最初の第一印象を良くする秘訣ですね。 改めて、私も徹底的に意識し挨拶をしよう。

皆様も朝出かける際に、玄関先で一度家族へ振り向いて「行ってきます。」 これが円満の秘訣。やってみては・・・